超低予算バックパッカー向け!ニューヨークを1日5000円 (ホテル•食事込み) で観光

【アメリカ】生活編

ニューヨークといえば物価が世界一高いことで有名。

そんな場所に1週間も旅行しようものなら、ホテルや食事、観光などで合わせて数十万はかかります。(飛行機代は含まなくとも)

普段日本で働いていて、【海外旅行は年に一回の贅沢】というような位置づけであればそれでも問題ないかもしれませんが、低予算のバックパッカーには、ニューヨークというは高嶺の花すぎて避けられる傾向にあります。

しかし、ご安心ください。

ニューヨークでも工夫すれば、ホテル•食事込みで、1日50ドル以下 (7500円 2024/11現在) で観光できます。

その方法を今回、ニューヨークに3年住んでいた私、毒舌旅が解説していきます。

激安ホステル 【HI New York City Hostel】

まず、滞在場所は、1泊わずか30ドルのHI New York City Hostelがおススメです。

セントラルパークの西側にあり、地下鉄1番線まで徒歩4分という最高の立地です。


部屋も8人共同ですが、こんなにキレイ‼️

さらにのんびり寛げる共同スペースや、ビリヤード台まであります

ニューヨークなのにロンドンをイメージした作りなのも興味深いですね。

予約は、AGODA (アゴダ)のアプリからがベストかと思います

激安メシ【99CentFreshPizza】

次に食事は、99CentFreshPizza (99セントフレッシュピザ) をおススメします。

この店、その名の通りピザが1ドルです笑 ニューヨークではあり得ない値段設定、笑うしかありません

[プレーンピザ] という具は何もなくチーズのみのピザなのですが、これが意外に美味しいのです。

確かに具はなく素っ気ない感じもありますが、チーズがふんだんに入っていて、何より一切れがなかなかボリューミーなので、2枚食べればお腹いっぱいになります。↓ (これで2ドル‼️)

実は私もニューヨークに来た当初、初めての給料が入るまでは極貧生活だったので、よくお世話になった店です。

あの時は、ありがとうございました。

あ、ちなみに、値段は若干高くなりますが、この1ドルのプレーンピザ以外にも、いろいろな種類のピザがあるので、滞在中、何度来ても、1週間くらいなら飽きることはないと思います。

なにはともあれ、わずか2〜3ドルでお腹いっぱいにさせてくれる店なんて、ニューヨークではここしかありません!ぜひ活用しましょう!

交通費は【1週間で34ドル】のみ!

ニューヨークってタクシーのイメージが強いかもしれませんが、実はそんなに乗る機会はありません。

24時間地下鉄は運行してますし、観光名所も全て地下鉄とバスでアクセスできます。

なので、移動手段については、地下鉄•バスを7日間乗り放題の【メトロカード7日券】を買えばOKです。

値段は34ドルで、地下鉄の窓口や券売機などで買えます。

これで、交通費については、1日平均5ドル以下で、どこでも行けちゃうということになりますね。

無料の観光名所へ!

さて、最後はタダで行ける観光名所です。

節約バックパッカーを困らせる物価のニューヨークですが、その実、意外なほど無料で楽しめる観光名所が多いので、そのうち有名どころを紹介していきます。

タイムズスクエア

まずはタイムズスクエア。

当たり前ですが、ただの交差点なんで無料です。

そして、ただの交差点ですが、世界一有名な交差点でもあります。

電子広告塔を中心に、さまざま広告が張り巡らされ、レストランやお土産屋がズラリと並んでおり、いつも地元の人と観光客でごった返しています。

ちなみに、被り物をしたキャラクターと写真を取ると強制的にチップを払わせられるので注意‼️

自由の女神

ニューヨークといえば自由の女神です。まあ、実質的にはニュージャージーにあるんですが、細かいことは気にしません。

自由の女神は、普通に行くと、像のあるリバティ島へ入る必要がありお金がかかるんですが、お金を使わず無料で見る方法があります。

それはスタテン島行きのフェリーに乗ることです。

このフェリーは、無料で24時間運行‼️

さらに、自由の女神の前をわざわざ通ってくれるホスピタリティの高さを見せつけてくれます。

こんな感じ↓

ただし、デメリットとしては、あくまでマンハッタンとスタテン島を繋ぐ交通機関なので、スタテン島に着いたら、またマンハッタンまで、フェリーで戻ってくる必要があります。

時間が惜しい方は、普通にお金払ってリバティ島入ってください笑 もっと近くで見れますし。

ブルックリンブリッジ

ニューヨーク観光といえばブルックリンブリッジは外せないですよね。

これもただの橋なんで当然、無料です。

普通に渡れるので、時間がある方はぜひ渡ってみましょう

ブルックリンブリッジは、全長1800mくらいあり、徒歩では30分くらいかかります。

渡ってブルックリンまで行ったら、また同じ橋を戻るのも面倒くさいので、地下鉄でマンハッタンまで戻りましょう。(15分くらい)

セントラル・パーク

次は、超都会のNYにある緑のオアシス、セントラル・パークです。

自然いっぱいのどデカい公園です。

広大な自然に囲まれた遊歩道は、マイナスイオンに満ちており、身体も心もリフレッシュできます (タダで)

外からの写真だとわかりにくいですが、この公園の中には、スケートリンクや動物園、ジョギング用のコースなどいろいろなアクティビティが楽しめるように作られており、何度行っても飽きません。

また、食べ物の屋台 (フードスタンド) も充実しており、小腹が空いても栄養補給できます。

以前NYに住んでいて常々思っていたのは、ニューヨークを魅力的な街にしている原因の1つとして、このセントラル・パークの存在が非常に大きいということです。

このセントラル・パークがなければ、ニューヨークはただのビルが立ち並ぶ雑踏なビジネス街に思えます。

忙しいビジネスマン(ウーマン)たちが、片手にスマホ、片手にスタバコーヒーをつかんで歩き回るだけの冷たく味気ない街に感じますが、そんなビル群にポンっと設置されてる広大な緑がそのビジネス特有の冷たさを緩和しているような感じです。

上手くは言えませんが、セントラル・パークあってのニューヨークだと思うので、ぜひ行っていただきたいと思います。(タダですし)

無料の美術館

芸術の街でもあるニューヨークは当然ながら博物館や美術館も多いです。

そして、それらの内いくつかは、寄付制だったり、曜日ごとに入館料無料の日が設定されています。

以下がそれらの情報です。

1. グッゲンハイム美術館

【通常】30ドル

【月曜&土曜 16:00~17:30】任意の金額

月曜日と土曜日はドネーション制(寄付制)になる美術館です。その際、入館料は任意の金額なので、厳密には無料ではないですが、1ドルでも入れます。

特徴的な外観で存在感を発揮しています。また、外から見て円形の部分ですが、内側はかの有名な螺旋階段になっています。

展示物も面白く、僕が行った時は【30年間、自分の行動を記録し続けた人の作品】があり、テンション上がりました。

2. ホイットニー美術館

【通常】30ドル

【金曜 17:00~22:00】無料

【第二日曜】無料

アメリカアート専門の美術館です。

金曜の夕方と第二日曜の入館料は、正真正銘の無料です!

アンディ・ウォーホルの「緑のコカコーラ瓶」や、エドワード・ホッパーなどの作品が見られます。

屋上は展望台になっており、キレイな景色が眺められるため、行く価値ありです。

3. MoMA PS1

【全日】任意の金額

小学校の建物を利用した現代美術館です。あのMoMAの提携美術館で、クイーンズにあります。

こちらも、グッゲンハイム美術館と同様、任意の金額の寄付制です。

現代アートは、自分には理解できない部分が多く苦手なのですが、好きな人は楽しめると思います。

出費まとめ

ということで、上記のように観光した場合、

1日出費は、45.8ドルとなります。

(以下は内訳です↓)

①宿泊:1泊30ドル

HI New York City Hostelに宿泊する

②食事:1日6ドル

99CentFreshPizzaで3食たべる

※あくまで朝•昼•夜にプレーンピザ2枚ずつ食べた場合(実際はもう少し贅沢してください笑)

③交通費:1日平均4.8ドル

(メトロカード7日券 34ドル÷7日)

④観光:1日平均5ドル

ほとんど無料だが、一部の美術館は寄付

(1ドルでもいいが、ちょっと箱に入れるとき恥ずかしいので5ドルくらいにしましょう)

今回は以上です。現在のニューヨークだと、普通の旅行者は、1日平均8-10万円くらいは使うところを45ドル(7000円)に抑えられるので、出費は10分の一以下ですね!

ということで、お金がないバックパッカーの方も、安心してニューヨークに来ていただければと思います‼️

それでは、また次回!

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