さて、今回は世界No1ステーキハウスとの呼び声高い、NYはブルックリンにある【ピータールーガー】の体験レポートです。
ニューヨークには、「エンパイア」や「ウルフギャング」など数々のステーキの名店がありますが、やはりNo1といえば150年の歴史を誇る名門中の名門、ピータールーガーでしょう。
自分の知り合いでは、行った人全員がそのステーキの味について絶賛します。誰1人として思ったより美味しくなかった、とか、期待ハズレだったとかは言いません。それほど味は完璧なのでしょう。
しかし、このピータールーガー、最高のステーキとの称号を得る一方で、店員の“超•塩対応”ぶりも地元では有名な話。
こんな毀誉褒貶の激しい店、なかなか無いですよ!面白そうじゃないですか!
ということで、その真実を確かめるべくピータールーガーに行ってきました。
(自分が行ったのは結構前ですが、値段などは全て2024年11月現在の情報にアップデートしました)
予約方法 (電話は超•塩対応)
ピータールーガーの予約は、電話予約 or オンライン予約の2つです。
オンライン予約のほうが何かと便利ですが、今回自分はなにかと悪名高い電話対応を一度味わってみたく、電話しました
(電話予約はおススメしません。イヤな気持ちになりたくない方はオンライン予約をしましょう)
ということで、どんな電話対応だったのかを以下に記していきますが、先に結論から言うと、会話のキャッチボールをしてくれません笑
ありえない、と思うかもしれませんが、あるんです!実際の会話を見ていただいたほうが分かりやすいので、以下に僕が電話した際の会話を一部、セリフで文字起こしします。
【実際の会話】
Hi this is Peter Luger〜. How can I help you?
はい、こちらピータールーガー。どうされました?
I’d like to make a reservation
予約したいんですが
When? いつ?
2:00pm on 7th of August?
8月7日の午後2時は?
No
空いてないです
……………
……………
……Okay, then what time is available on that day?
いや、、なら何時なら空いてますか?
4:00pm
という感じです。
いやいや、、「空いてないです」の後に何か言えよ笑
いくら日本ほどのホスピタリティがないアメリカでも、普通「空いてないです。すみません。他の日時はいかがですか?」と会話は続きます。
しかし、さすがピータールーガー。レベルが違います。
会話のキャッチボールをしてくれません。
うちの肉食べたくて、どうしても予約したいなら、もっと自分から積極的に聞いてこい‼️
ということなのでしょう。余裕の態度です。
(ちなみに、上記では省略しましたが、電話では【名前•Tel番号•人数】なども聞かれますヨ)
なにはともあれ、ようやく予約は完了です。
いざレストランへ!
ということで、いざレストランへ。
燦然と輝くピータールーガーの文字。1887年創業なんですね。
中に入ると、さすがに人で混んでます。
ここが待合室、謙バーです。
ちょっと早めに着いたので、ここで、しばらく待つことに。
たくさんの賞状が壁にかけてありますね!ZAGAT(一般人が選ぶミシュランみたいなもの)のNo1ステーキハウスに選ばれ続きているようです。期待できそうです。
しばらくすると、やはり無愛想なウェイターに席に案内されました。
自分たちは、名物のトマトとオニオンのスライス (17.95ドル) とステーキ二人前 (141.90ドル)を注文しました。
こちらがトマトとオニオンのスライス↓
これは特に特筆するものではありませんでした。
ただのトマトとタマネギ食ってる感じです。これが17ドル (2550円)か笑
この写真右側のピータールーガー特製ソースをかけると、ちょっと美味しくなりました。↓
パンには手をつけません。メインのステーキの前にお腹膨れるのイヤだから。
で、とうとう来ました!
無愛想なウェイターから、無造作にポーンと置かれたメインディッシュ。
ステーキ2人前‼️
どん‼️
Tボーンを筆頭に食べやすいサイズに切られたステーキがところ狭し並んでいます。
焼き加減は、ミディアムレア (間違ってもウェルダンとかは頼まないようにしましょう。味が台無しになります)
さっそく、ひと口食べてみます。
。。。。。
。。。。。
う、、
ウマ!!!
めちゃくちゃウマい‼️
表面はカリッとしているのですが、肉は柔かくとろけるよう。まずこの歯応えがたまりません。
そして、噛めば噛むほど肉汁が溢れ出し、独特の肉の甘味と熟成された肉汁のしょっぱさが本当に良くマッチングしています。
上手く表現できませんが、自分が人生で食べた肉の中で、間違いなくNo1のお味!
塩対応の電話や、無愛想なウェイターなどどうでもよくなるこの圧倒的満足感!
自分の口調もカイジのナレーションみたいになるワケです。 (分からない方はスルーしていただいて結構です)
いやー、来てよかった‼️
基本情報まとめ
ということで、最後に基本情報まとめておきます。
【営業時間】
11:45〜21:45
※オープン→日曜のみ12:45
※クローズ→金•土曜のみ22:45
【予約方法】
①オンライン or ②電話
①オンライン予約→公式ホームページから
②電話予約→あまりおススメしません
【行き方】
地下鉄M,J,Z線のMarcy Avenue駅から徒歩5分
【予算】
2人で200ドル〜(35,000円)
※チップも必要10%くらい
ということで、もし行く機会があったら是非お楽しみください。
今回は以上です!