自分は、人生の《教訓》とか《格言》とか、そういった類のものが大嫌いです。
それをのたまう人がいくら成功していたとしても、自身が知りもしない不特定多数の人々に向けて、上から目線で【人生とは〜】とか【〜すべきだ】とか言っていること自体が不快ですし、
なにより度量が狭い僕は、その不特定多数の中に自分が入っていると思えば(会ったこともないやつが、オレに命令してくんな!)とムキになって抗議したくなります。
なので、スティーブ・ジョブズとか本田宗一郎とかの格言集みたいなのも全く興味ないですし、そういったものを読み漁っている人たちも、正直言って苦手です。
(こんな感じのやつ)
、、、、、でも、やっぱり例外ってあるんですね。
そういう人生の格言や教訓的なものが大嫌いな自分が、今まで1つだけ共感できた言葉があります。
そしてその言葉は、当時から15年経ち、40歳になった自分を、今もなお支え続けてくれています。
その言葉は、2010年当時オーストラリアでホームステイをしていた時に、その家の冷蔵庫にマグネットでペタンと貼られていました。(写真古くてすいません)
普段そういった格言の類を見ても何も感じない、というか、むしろイライラしていた自分が、それを見た時は、ビリビリと身体に電流が走り、鳥肌が立ちました。それくらい共感できたのです。
それが、こちらです↓
(下に和訳をつけましたが、原文のニュアンスを100%表すのは困難でした。英語が読める方はそのまま原文でお読みください。そっちの方が伝わるんで)
Life should NOT be a journey to the grave with the intention of arriving safely in an attractive and well preserved body,
but rather to skid in sideways, Champagne in one hand-strawberries in the other, body thoroghy used up, totally worn out and screeming….
Whoo hoo what a ride!
日本語に訳してしまうと、原文ほどカッコよくないんですが、こんな感じです。↓
人生というのは、何一つ傷のない健康な身体のまま、安全にメインロードを歩くような旅であってはならない。
時には、脇道にそれ、片手にシャンパン、もう片方にはストロベリーを持ち、(行きたいとこへ行き、したいことをして)身体は酷使されボロボロになり、悲鳴をあげる
ひょー!これが人生だ!!
という言葉です。
まあ、こんなもの合うか合わないかは、その人次第なんですが、当時の自分にはジグソーパズルの最後のピースのようにピッタリと嵌りました。
そして、あれから15年。
オーストラリアを出て、アメリカ、中国、マレーシアとグローバルにクビとケンカ別れを繰り返し、時にはボロボロに傷つきながらも、好きな海外でずっと踏ん張っているのは、いつも上記の言葉が心底にあるからです。
辛い時に、1つでも頼れる言葉があるのは、良いものですよね!
といい感じにまとめながら、もはや脇道からメインロードには戻れそうになくなった自身に人生に自嘲しつつ。。。(笑)
では、また次回!