【修行僧のような英語修行】を経てオーストラリアへ

【オーストラリア】生活編

目標爆誕

さて、そんなこんなで英語を勉強することになった僕ですが、なにか目標を設定したほうがモチベーションが維持できます。

ただし、目標といっても、、うーん。。

TOEIC英検とか全く興味ないしなー。なんか目標ないかなー。。

🟢あ!そうだ、[通訳]ってなんかカッコ良さげだな、、うん!そうしよう!


じゃあ、どこで学ぼうか。。

🟢あ!今、円高だから[オーストラリア]が安そう!(当時のレート 1AUD🟰約75円)

ということで、、

デデーン!!!

2年後にオーストラリアへ留学し、日英通訳資格を取る!

という目標が突如、爆誕しました!

通訳学校の調査

そこで、さっそく、いろいろ調べてみた結果、、

オーストラリア南部のアデレード市にある【TAFE SA】(テイフ•サウスオーストリア)という政府が運営する学校が、海外では珍しく日英通訳•翻訳のコースを提供しており、値段もお手頃ということが判明しました。

(1年半/ 13,000AUD=約97万円

*2009年当時のレート

よし!ここに決めよう!

ということで、アデレードのTAFEを目指すことにしました。

英語の猛勉強

さて!具体的な目標が決まったので、あとは、というか、最大の難関、英語力のアップです。

ちなみに、通訳学校の入学基準は以下です。

入学基準(IELTS6.5)
→英検準1級よりちょい上くらい

自分は、英語系の大学を卒業したので、ある程度の基礎はあるとはいえ、すでに長年使っていない英語力は干からびています。とても通訳を目指すようなレベルではありません。

そこで、、

死ぬほど勉強しました

当時、仕事は9:00-18:00だったのですが、仕事が終わってから速攻で家に帰り、夜中の24:00くらいまで毎日、猛勉強しました。

先輩からの飲みの誘いも、同僚からの遊びの誘いも、全て断り、仕事以外の時間は英語漬けという日々が、ここから2年間続くことになります。

具体的に何をしたの?

勉強内容を一言で言えば、徹底的なスピーキング練習です。

リーディングやライティングなどは、おまけ程度の時間しか取らず、勉強時間のほぼ全てをスピーキング能力の強化に全振りしました。(通訳に一番重要な能力なので)

で、そのために、以下の5点を段階的にを実施しました

1️⃣ まず、アメリカ映画を英語字幕で見る


2️⃣ 映画内の台詞の中で、使用頻度が多そうと自己判断した【単語•熟語•文章】を全てノートにメモする

3️⃣ そのノートの内容を全てテンポよく綺麗に発音できるまで、何度も音読する(俳優の発音•イントネーションを徹底的に真似ながらやるのがポイント)

自分はまず、この①〜③をバカの一つ覚えのように繰り返し、1年でB4ノート10冊くらいの量になりました。

で、こんなことを毎日毎日1年くらいやっていると、いくら自分のような頭のネジがユルい子でも、ある程度のアメリカ英語を話せるようにはなってきます。

(もちろん、全くの素人ではなく、高校卒業程度の基礎力がある上で始めることが前提です)

しかし、まだまだ、これからです。次は自分自身にさらに高い要求を出します。

それは

4️⃣ 休日は、英語のみで物事を考える

要するに、休日は、朝起きてから夜寝るまで、何か物事を考える時、全て英語で考えるのです。

✅今日は疲れたな〜

✅あの上司ムカつくな!

✅今日は夜何食べよっかな〜

✅さっきのコ可愛かったな〜

など、日常生活の中で、頭に浮かんでくる事柄を全て脳内で英語に変換する作業を試みた上で、上手く英語化できなかった部分は、辞書で調べてノートにメモします。

ここまで来ると、日本にいながら、英語を使用する絶対量が格段に増えているので、3-4年遊びでテキトーに留学していた人たちよりも上手くなっていると思います(自分はなりました)

そして最後は

5️⃣ 脳内に2人の人間をイメージで作り出し、あるトピックについて英語で議論させる

これも、結構ヘンタイ的な試みなのですが、当時、日本で外国人の友達がいなかったため考えだした苦肉の策です。

1つ例を挙げるとこんな感じで議論していきます。

(例)↓


🙎🏼‍♂️ What do you think of same sex marriage?(同性婚についてどう思う?)

🙍🏾‍♂️ I’m for it. The sexual diversities should to be widely accepted in the society (僕は賛成だね。性の多様性が認められる社会であるべきだ)

🙎🏼‍♂️ I’m against because those kids who got adopted by them might be bullied in the future (いや、僕は反対だ。そのカップルが養子を取った場合、子供がいじめられる可能性があるじゃないか)

🙍🏾‍♂️ Why are you so sure about it? Do you think it’s right to give up the current happiness just because of an unsure future? (そんなことわからないじゃないか。不確かな未来のために、現在の幸せを諦めることが正義か?)

🙎🏼‍♂️ (ごちゃごちゃごちゃ)

🙍🏾‍♂️ (ごちゃごちゃごちゃ)


というように、脳内で1人2役をします。

これを暇な時間をみつけては、様々なトピックでやることで、難しいトピックについてのディスカッション力も身につけることができました。

いざ、オーストラリアへ!

そして、とうとう比叡山の禅僧みたいな2年間の英語修行を終え、無事に基準点にも達したので、オーストラリアはアデレードへ向かいます!

オーストラリア生活記は、次回から。

それでは、また。

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