さて、今日は、アデレードの休日編です。
オーストラリア第5の都市と言われながらも、何もない素朴で地味なアデレード。そんなアデレードで、地元民や長期滞在者がどのように休日を過ごしているかをお伝えしようと思います。
まず、前提として、アデレードは昼と夜では全く別の顔を持つので、今回の記事では、昼夜別々に書いていきたいと思います。
のどかな昼のアデレード
アデレードは、昼間に遊ぶ場所は少ないです。日本みたいに、カラオケ、スポッチャ、ゲームセンター、個性的なカフェ、テーマパークや遊園地などはありません。
しいて挙げるとすれば、植物園、動物園、遊歩道、川、橋くらいで、悟りを開いたご老人ならいざ知らず、刺激をもとめる若者には、いろいろと物足りないはずです。
そんなアデレードにおいて、唯一と言っていいほど、若者が集まるちょっぴり栄えたイケてる場所。
それがランドルモールです。
(rundlemall.comより引用)
ランドルモール
ランドルモールは、全長550mの歩行者天国のショッピング街で、道の両側に地元のオシャレな店がズラリと並んでいます。
このランドルモール、地元では
【困ったときのランドルモール】
と呼ばれていて、みんなで集まったけど行くとこないな、とか、学校帰りちょっと暇つぶしたい、とか、デートなんだけど行くとこないな、とか、待ち合わせどこにしようか、とか、ことあるごとに、まあ、とりあえずランドルモールで、という感じで使われています。
中身はというと、ひとことで言うと、なんでもあります。モールやスーパーもたくさんあり、ここにくれば、衣服、家電、日用品、ゲーム類など、生活や趣味に必要なものはなんでも手に入ります。
こちらは有名なMyer(マイヤー)というデパート
あと、食べる系ですが、たくさんのスイーツ系の店がありますし、フードコートも充実してますので、小腹が空いた方でも、ガッツリいきたい方でも安心です。
また、観光スポットとしての見どころで言うと、入り口から入ってしばらく歩くと、3匹の豚のオブジェがあります。
奥に1匹《ゴミ箱をあさる豚》がいるのですが、なぜかこれが特に有名です。
(rundlemall.comより引用)
近くでみると、こんな感じ。
観光客の人はほぼ、この【ゴミ箱をあさる豚】の所で立ち止まって写真を撮ります。
僕は、いつも普通にゴミ箱として利用してました。
※ゴミ箱もオブジェですが、下側は本物のゴミ箱で、側面からゴミを捨てられます
失礼な話、なんか特にセンスがある作品とも思えず、何を表したいのかもよく分かりませんでした。
でも、なんやかんやで、ブラブラとしてるだけでもけっこう楽しる場所。それがランドルモールです。
激しい夜のアデレード
さて、アデレードの休日の夜は、昼とは打って変わって激しめです。
なんかですね、、みんなクラブに行きます。
特に娯楽という娯楽がないアデレードにおいて、クラブはかなり重要なストレス発散の場所のようです。
(確かに、豊かな自然や教会ばかりじゃね。。。その気持ち、わかります。)
ただし、これらのクラブ、ありえないくらい混みます。それもそのはず、アデレードには大型のクラブは数箇所しかなく、それらのほとんどが、Hindley Street(ヒンドリーストリート)という全長数百メートルの通りに集中しているからです。
(FIVEAAより引用)
なので、1つあたりのクラブが明らかにキャパオーバーなっとしまうのです。
実際に行くとわかりますが、本当に人がひしめき合い、爆音で酔いながら踊りくるうため、現地の方より体格に劣る日本人には結構キケンです。
(実際の写真)
この画像は、数少ないアデレード在住の日本人友達とクラブに行った時の写真ですが、混み具合が伝わるでしょうか?
あと、やはりケンカも頻繁に発生します。酒に酔ってるので、些細なことでも口論→殴りあいに発展するのでしょう。ポリスメンも週末は大忙しです。警察のみなさん、お疲れ様です。
かくいう自分も、Hindley Streetで警察ではないですが、クラブの警備員に一度放り出されたことがあります。
(その部分、ほぼ記憶が飛んでるので、なぜ放り出されたのかは覚えていません。なにかをしたんでしょうが。)
ということで、とにもかくにも、アデレードの休日は、昼と夜での全く別な顔を持っていることを、おわかりいただけたたでしょうか?
今後オーストラリアにワーホリや留学予定の方、この記事を読んで、アデレードの大体の感じを掴んでいただけたら幸いです。
では、また次回!