さて、パレスチナ2日目 (2025年6月1日)
午後からはイスラエルに戻る予定。
朝のベツレヘム散策
1泊だけだったが大変お世話になったパレスチナのホテル Dar Jacamanを出る。
(ホテル外観)

そして朝のパレスチナを歩く。
とても静か。

なんかベツレヘムってパレスチナの中でも特に景観に力を入れてるんじゃないか。
扉とかカラフルだし、同じ色が連続で隣りにはならない配置だし。
こういうのって個人よりも街主導でやってるんだろうな。

しばらく歩くと、バンクシーの絵を発見‼️
”防弾チョッキを着たハト”

平和の象徴であるハトに防弾チョッキを着せる。
バンクシーって本当にこういうとこ風刺ユーモアあるよな〜。
ちなみに昨日のガソリンスタンドのオーナーが言ってたが、バンクシーは1人ではなくグループらしい。みんなで、こういうアイデアを出し合うのだろうか。
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この絵から徒歩1分で分離壁に到着
分離壁に到着
これがかの悪名高いイスラエル•パレスチナの分離壁。

自分たちにとって邪魔なもの、異質なものには人権などない。徹底的に攻撃し排除する。
これがユダヤ系イスラエルのやり方なんだろう。
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分離壁にはメッセージ性のある絵が多い

題名をつけるとしたら
”壁の向こうは自由を謳歌するイスラエル”
といったところか。
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あ、またバンクシーの絵を発見‼️

(壁をこじあけようとする天使)
危険を顧みず、自分の中にある強い意志や想いを芸術として形に残していくバンクシー。
本当にあっぱれ。
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ふと気づくと、その天使の絵に下に面白いロゴが‼️

不覚ながら思わず声を出して笑ってしまった。
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てな感じでいろいろ見たところで、そろそろイスラエルの国境に向かうこととする。
分離壁から歩いて15分程度だ。
歩いて国境を超え、イスラエル再入国
国境ではさすがに写真は控えたので画像はないが、大体こんな感じ。
国境(チェックポイント300)へ行く
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国境は車用と徒歩用があり、徒歩用は進行方向左側。下の道路。(黄色いタクシーがたくさん止まっているのですぐ分かる)
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簡単な荷物検査
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簡単な出国審査
(⚠️パスポート & イスラエルの空港でもらった緑色の小さな紙版の滞在許可証は必須)
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イスラエルの入国ゲートを出ると、目の前にバスが何台か止まってる
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バス路線234に乗ってエルサレムへ
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バスに乗ること30分
イスラエルはエルサレムに戻ってきた。
(行きは1時間かかったが、帰りは30分。なぜかは知らない)
まだ昼なので、バスを降りてそのままエルサレム旧市街地へ入った。
【岩のドーム】を理不尽に追い出される
今からイスラム教の第三聖地、岩のドームへ行くのだ。
お!見えてきた!

そして、、
じゃじゃーん‼️
これが、ムハンマドが天へ昇天する際に足をかけた岩が保存されていると言われるモスクか。

自分は無神論者だが、世界の宗教の歴史には興味があるので感慨深い。
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しかし、ここでトラブル発生‼️
突然、警備員に怒鳴られ (もちろんユダヤ系)、
モスクから追放された。
警備員: おい、そこのお前。出ていけ!
僕: え?
警備員: 早く出て行け!
僕: いや、ちょっと待って。僕、何かしましたか?
警備員:お前、今モスクの壁触っただろ
僕: はあ、触りましたけど
警備員: 悪いヤツだ、もう出て行け!
僕: 。。。はいはい、じゃあもう出ます
いやいや。
自分は今まで、イスラムの戒律が一番厳しいサウジアラビアを含め、中東各国の国々でさまざまなモスクを訪れたが、壁に手を触れることが禁忌とされているモスクなど皆無だった。
また、僕のすぐ隣に偶然いた白人の女性2名は壁に触るどころか、突起部分に腰をかけていた。それにも関わらず、なんのお咎めもない。
要するにつまるところ、このユダヤ系の警備員は、とにかく外来者にイチャモンをつけたかっただけなのだろう。
しかし、外来者といっても、自分たちを守ってくれているアメリカ人には頭が上がらないから、失礼があっても国際問題にはならなさそうなアジア系をターゲットにしているのだろう。
情けないヤツである。
まあ、こんな小者のことはさっさと忘れ、お腹がペコペコだったので (今日も朝食は食べてなかった) レストランに入る。

このレストランは、中東料理のマクラーベがメニューにあったので来た。
これ↓

マクラーベはアラビア語でひっくり返したものという意味らしく、その名の通り、肉とスパイスを混ぜた炒飯を皿にひっくり返して盛った料理。
マクラーベは作るのに手間がかかるらしく時価80シェケルだったが、このアラブ系の人の良いオーナーは50シェケルに負けてくれた。
うん50でいーよ!マイフレンド!ニコニコ
癒される。
↓
ホテルでトラブル発生!
さて、疲れたし、そろそろホテルに帰ろう。
とエルサレムのカプセルホテルに2日ぶりに帰ったのだが、、
部屋開けた途端、異変に気づく。
明らかにバックパックの位置が移動しておりチャックというチャックが全て空いている。

やられた!
、、と思ったが、まあしかしこれは想定内。
このカプセルホテルは、口コミが最悪で盗難被害の噂もあるようだったので、バックパックには不要な着替えと傘のみを入れておいたのだ。
従って、荷物は開けらたが、何も取られず実害なし
泥棒くん、ごめんね🙏
ということで、もう寝ます。
おやすみなさい。
※良い子はCapsule Space Xというカプセルホテルには泊まらないようにしましょう。危険です。
(次回イスラエル旅最終回)