(前回の続き)
現在2025年5月31日‼️イスラエル2日目。
今日は朝はエルサレムを散策し、
午後はバスでパレスチナに向かう予定
まず朝はエルサレム散策の続き。
朝のエルサレム散策 (最後の晩餐の部屋とか)
朝のエルサレム。
中東らしい雰囲気だ。

なんか猫がいた。姿勢が良い。

朝食も食べずに、シオンの丘にあるセナクルにやってきた。↓
ここはイエスが処刑前夜、弟子たちと最後の晩餐をしたという部屋がある。
お!入口にちゃんとRoom of the last supperって書いてあるぞ。

(部屋の中)↓
これがあのダヴィンチの最後の晩餐のモデルになったとこか〜。またまた感慨に耽る。
エルサレムはそこら中に人類史に残る重要な建物が点在している。

その後は鶏鳴教会へ。
最後の晩餐の場所から歩いて2分の距離。
入場料:12シェケル(450円くらい)
そういえばイスラエルに来て初めて入場料を払った。

鶏鳴教会は、どうしても訪れてみたかった場所だ。
目的はこれ↓

教会よりもこの石段が目的で来た。
なぜなら、この石段はイエスが実際に歩いた場所としてほぼ確実と言われているからだ。
昨日のヴィア•ドロローサもイエスが歩いた道と言われいるが、後の地盤沈下や補修で、実際は5-6mくらい下だったそうだ。
しかし、この石段は当時そのままである。なのでイエスを一番近く感じられるのはこの石段なのである(僕はキリスト教徒ではないが)
朝から大満足である。
陸路でパレスチナへ!(意外にスンナリ?)
さて、それでは今日のメインであるパレスチナにいよいよ向かう。
パレスチナと言ってもガザ地区に行くわけではない。僕が行くのはベツレヘムという街だ。
ベツレヘムの基本情報
【どんな街?】イエスが生まれた街として有名。かつては世界中から人々が訪れていたが、2023年10月のハマスのテロ以降、観光客はほとんど来ていない。
【見どころ】キリスト生誕教会、バンクシーのウォールアート、分離壁
【行き方】エルサレムから路線231バス
【所要時間】1時間
【料金:】現金で8シェケル(300円くらい)
治安が悪いし躊躇する部分もあるが、やはり好奇心が勝る。
231のバス停をグーグルマップで見つけ、しばらく待つ。

バスが来たので乗り込む。
このバスでCheckPoint300 (チェックポイント300) という国境を越え、パレスチナへ入国するのだ。

↓
↓
バスに揺られること1時間。
いよいよチェックポイント300に到着。。
緊張の瞬間。
、、と思ったら、なんとパスポートチェックすらされず、そのまま無事にパレスチナへ入国し、ベツレヘムでバスを降ろされる。

え?こんな簡単に入国できるんだ。
なんだか拍子抜け。国境のイスラエル兵士にネチネチと詰問されるとばかり思っていた。
(パレスチナは入国は簡単で、出国が面倒くさいのは後に判明)
なにはともあれ、無事に入国できた。気持ちが昂ぶる。
ベツレヘム散策 (キリスト生誕教会とか)
バスを降りると、ものすごい早さでタクシーの運転手たちが 「どこへ行くんだ?乗っていけ!」と集まってくる。
そして、かなりしつこい。どこまでも追ってくる。
彼らにとっては久しぶりの外国人客だろうから分からないでもないが、まあ、しつこい。
無視してふり切り、散策開始。

この街は活気に満ちていた。
どうしてもパレスチナと聞くとガザの悲惨なイメージがあるが、ここベツレヘムは明るい雰囲気がある。
イスラエルのユダヤ系とは違い、人々に笑顔も見られ、人間味があるように思える。

パレスチナはアラブ系なので、当然ほとんどがイスラム教徒である。
(ヒジャブを被った女性とその子供たち)

なんかいい感じだなー。
こういうの見ると落ち着く。
当たり前だが、ちゃんと野菜も売っている。

さて、そろそろキリストの生誕教会へ向かうこととする。
ベツレヘムのバス停からはほぼ一本道なのでわかりやすい。徒歩で行ける距離。
(バスを降りた所でグーグルマップでChurch of nativityと入力すればあとは15分くらい歩くだけ)
聖誕教会に到着

中に入ると、地下に降りる階段があり、そこを降りた部屋に、イエスが生まれたとされる場所に印がついている。
(写真中央下の銀の★のマーク)

ここで生まれたんだー。
自分は無神論者だが、やはり心に期するものがある。
パレスチナに来た目的の1つを果たし、教会をあとにする。
お腹が空いたので昼食↓
朝から何も食べてなかった。

イスラエル名物というか中東でお馴染みのシャワルマを食べる。
9シェケル(350円)。イスラエルと比べて2-3倍物価が安い。

塩味がきいた柔らかい肉に、甘酸っぱいシャキシヤキした野菜が絡み合う。
今まで中東各国で食べたシャワルマの中でダントツで1番の味。
涙が出るほどに美味い。
これがシャワルマに使った肉

美味しいわけだ。
AL SUFARA RESTAURANTか、覚えておこう。
お腹もいっぱいとなったので、
次はバンクシーの壁画を見に行くことにする。
、、がちょっと記事が長くなりすぎたため、続きは次回にする。