現在テロや内戦で何かと話題のイスラエル&パレスチナ。そんな危険な国だが、どうしても観光的な魅力に抗えず、両方行ってしまった。
旅行期間は【2025/5/30〜6/3】の5日間。
先日無事に帰国したので、今回はそんなイスラエル&パレスチナの観光最新情報をお届けしたい。
(自分は無事でしたが、渡航は自己責任でお願いしまする。ペコリ)
ベン・グリオン空港に到着
エミレーツ航空(フライドバイのシェア便)を使い、ドバイ経由でベン・グリオン空港に到着。
そして、すぐに最初の鬼門、イスラエルの【世界一厳しい】と言われる入国審査。
戦争中なのでかなり厳しめの質問を覚悟していたが、意外にもスンナリ。
質問内容
①職業は?
②渡航目的は?
③滞在日数は?
④その滞在日数で十分か?
⑤ホテル名は?
⑥なぜそのホテルを選んだ?
⑦イスラエルに知り合いはいるか?
⑧1人でずっといるのか?
⑥は笑えた。なぜ?って言われても、、、、、ねぇ。
こんな感じで2分くらいで終わり、パスポートにスタンプを押すかわりに【緑色の小さな滞在許可証】みたいなのを渡され終了。
念願のイスラエル入国!

さっそくイスラエルの国旗を発見↑
空港内は、かなり豪華である。なんか柱が高級ホテルのロビーみたい。

ウロウロしていると、空港内の両替所を発見したので、120ドルだけ交換する。
(ただし、空港はかなりレートが悪いので、エルサレム旧市街地などの街の両替所で換金したほうがよい)

まあ何はともあれ、これで現ナマも手に入れたことだし、さっそく移動開始!
空港からエルサレム市内まで
まだ朝の10:00なのでホテルに行く前にエルサレム旧市街地に行くことにした。
ベン・グリオン空港からエルサレム旧市街地までは50kmもありタクシーは高いので【電車&バス】を選択。
①イスラエル鉄道
【乗降駅】ベン・グリオン空港駅→エルサレム・イツハク・ナヴォン駅
【所要時間】30分
【料金】21シェケル(860円くらい)
↓
②バス(路線1)
【乗降駅】ナヴォン駅前〜エルサレム旧市街地のどこか(グーグルマップ見て行きたい場所の近くで降りればいい)
【所要時間】30分
【料金】10.9シェケル(450円くらい)
おおまかに、こんな感じだ。
①イスラエル鉄道
鉄道チケット↓

空港から鉄道駅は繋がってるのですぐ分かる。券売機があり使い方が分からなかったが、隣に係員が常駐しており、行き先を言えば手伝ってくれる。
(ベン・グリオン空港駅)

(イスラエル鉄道)

プラットフォーム1から、これに乗る↑
そして30分後、エルサレム中心部のナヴォン駅に到着↓
ナヴォン駅の外はかなり都会だ。人々の往来も多く、戦争中とは思えないほど平和。

この写真の奥に路線1のバス停がある。
②バス(路線1)
まず近くの券売機でRav-Kavカードを購入。このカードがないとイスラエルのバスには乗れないので注意⚠️

カード & 市内バス1回乗車分で10.9シェケル(450円)だった。
そして、バス路線1に乗る。バスの駅もナヴォン駅前に固まっているのですぐに分かる。
しばらく待つと路線1のバスが現れる。

バスに乗り、ちょっとひと息。
あとは旧市街地に着くまで外の風景を眺めるのみ。
どうやらエルサレムは安全らしい。家族連れもたくさんおり、のどかな景色が広がる。

ガザやヨルダン西側はもちろん危険だが、エルサレムはかなり強固な防御システムがあり安全と言われている。
笑わないユダヤ人
まだ入国して2時間ほどだが、ここまでで1つ気づいたことがある。
ユダヤ人は全く笑わない。

さっきの入国審査もそうだったし、空港で話しかけた人、電車の切符を(仕事で)手伝ってくれた人、道を聞いた人もだが、彼らは総じて一切の愛想笑いがない。
話している時も、ずっと眉間にシワを寄せ、苦虫を噛み潰したような表情だし、ごく普通の質問にも威圧的に答えてくる。
正直、ここまであまり良い印象はない。
、、、
でも、これも歴史がそうさせてるんだろう。
この民族が持つ2000年以上の悲劇の連続が、他者への警戒心や不信感を極限にまで増幅させてしまったのは想像に難くない。
、、、う〜ん、なんだかなぁ。
みたいなことをボーっと考えていたら、バスがついに旧市街地に着いた。
旧市街地を散策 (嘆きの壁とか、ヴィア•ドロローサとか)
さっそくグーグルマップを確認し【嘆きの壁】の近くのバス停で降りる。
バス停の名前も【Western Wall (嘆きの壁)】だからわかりやすい。
ここから入り、しばらく進むと嘆きの壁に着く。

厳重なセキュリティゲート。
ここを超えれば嘆きの壁はすぐ目の前だ。

そして、ついにずっと来たかったユダヤ教の聖地に到着!
嘆きの壁

2000年前、ローマ帝国によりユダヤ教の神殿が破壊され、ユダヤ人は世界に散り散りになったが、この壁は当時の神殿の壁の一部が残ったもの。
現在でもユダヤ人の深い信仰の対象になっている。
祈りを捧げるたくさんのユダヤ人↓

30分ほど滞在し、いろいろな思いを馳せる。感慨深い。
少し離れた上のほうから嘆きの壁と岩のドームを一望できる場所を発見し、パシャリ

お気に入りの一枚だが、すぐにここが私有地と判明し、平謝りしながら出ていくハメに。(門が空いてた)
みなさんも旧市街地には一般の民家もたくさん混在しているためご注意あれ。
さて、
次はヴィア•ドロローサ。
キリストが磔の判決を受けた場所から、十字架を背負ってゴルゴダの丘まで歩いた道が残されている。
キリスト教徒にとっては聖地。

全行程20分くらいの長さ。もちろん、今は舗装されているが、この道をキリストが歩いたと思うと感慨深い。
【キリストが倒れた場所】とか【聖母マリアが悲しんだ場所】とか【十字架にされた場所】など重要なポイントには写真ような丸石が置かれている。↓

これらのポイントは全部で14個ある。
そして最後の場所はもちろん聖墳墓教会
キリストの墓および死後3日後に復活した場所である。

中にも入れる。
世界中のキリスト教徒が集まるため普通は2-3時間待ちだが、現在イスラエルに旅行に来る人は非常に少なく、よほどぶっ飛んでいる人のみ。
、、わずか5分で入れた。大満足。
あとは、旧市街地のレストランで名物のフムスを食べたり、

旧市街地を出て街の様子を見たり、

水を買おうとした立ち寄ったハンバーガー屋でトラブルになったり↓

(以下、トラブルの内容)
【僕】すいません。このペットボトルの水2本下さい。
【オーナー】はぁ。20シェケル(700円)だ!
【僕】ん?ちょっと高くないですか?
【オーナー】もう営業は終了してんだ!分からねーのか‼️😡
【僕】ドア開いてんだろ。だったら要らねーよ
↑本当にくだらない。入国審査の時から感じていたがハッキリした。
ユダヤ人とは合わない
人による、と思うかもしれないが、ユダヤ系はこういう威圧的なコミュニケーションをしてくる輩の割合が非常に高い。
カプセルホテルに宿泊
気を取り直し、ホテルへ。
Agodaで予約しておいたCapsule Space Xというカプセルホテルに宿泊。
1泊120シェケル(5000円)
イスラエルのホテルはどこも高額で、このカプセルホテルが個室では1番安かった。

このカプセルホテル、、
おススメはしない。
後述するが、かなりトラブった。
中はこんな感じ↓

今日は長時間フライト後に、歩き回って疲れたのでこのまま寝ることにする。
続きは次回の記事で‼️