こんにちは!KEISUKEです。
今日は、はるばるオーストラリアまで来るのに、シドニーやケアンズは避け、なぜか地味で何もないアデレードに来ちゃう、ちょっとお茶目でぶっ飛んだ方々向け(自分もそうでしたが)に、アデレードのお得な交通事情について話していきたいと思います。
まず、アデレードの交通網はひとことで言って、かなり発達していると言えます。
アデレード自体は、比較的小さな街ながらも、バス、トラム(路面電車)、電車、タクシー、有料電動スクーターなど、なんでもあり、どこへ行くのも便利です。僕も留学時代、ずいぶんお世話になりました。
このように、さまざまな交通手段が発達しているアデレードですが、中心街のみの移動であれば、バス、トラムが圧倒的にオススメです。
なぜなら、アデレード中心街やその周辺については、なんと無料区間があるからです!
これはスゴい!
バスの無料区間
それでは、早速バスから説明していきます。
↓こちらがバスの無料区間です。(赤と緑の線で囲った部分)
画像の下半分が中心街 (ショッピングモール、マーケット、バーやレストラン、学校などが集まっている) と思ってください。
これを見ると、赤の線だけで、中心街の6割くらいをカバー、緑の線も、中心街から少し離れた北部を全体的に網羅しています。
よってアデレード市内は、広範囲に無料で動き回ることが可能です。
すごいですね。アデレード。(アデレード留学後、今まで50ケ国100都市以上を訪問しましたが、世界中でもこんな都市は他にないです。高齢者のみタダとかは日本をはじめ西欧諸国でもやってますが、アデレードの場合、全員に対してタダですからね)
しかーし!無料区間以外の料金は、異常に高いです。
参考までに、バスの料金は以下です。
【ピーク時】4.25AUD (420円)※
【オフピーク時】2.40AUD (230円)
※ピーク時🟰平日の15:00〜翌朝9:00
いや、マジで高っ‼️
親の仇みたいに高いです。無料区間で上りに上がった評価を、見事に一瞬で相殺してきました。
アデレード交通局、なかなかのお転婆ぶりです。
トラムの無料区間
同様にこちらがトラム(路面電車)の無料区間です。オレンジと赤の線の部分ですね。
中心街の南端のSouth Terrace駅から、北西のEntertainment Centre駅までが無料区間です。
でこれも、それ以外の区間の料金は有料で、先ほど紹介したバスの料金と全く同じ値段です。(4.25AUD。トホホ、高すぎる)
うーん、まあ、でもここまで見ると、バスとトラムを上手く組み合わせれば、アデレード市内はほぼ無料で、移動できますね!
アデレード交通局、なんか太っ腹なのか強欲なのか、よくわかりません。
メトロカード
上記のように無料区間は多いものの、それ以外の区間に行く機会だって、毎日暮らしていれば当然あります。そういう時は、先ほどお伝えした通り、もちろん有料です。
なので、アデレードに長期滞在する方は、最初にメトロカードを買っておきましょう
これ。
(adelaidemetro.com.auより引用)
プリペイド式なので、事前にお金をチャージして、バスやトラムの車内の機械にピッと通すだけで大丈夫です!
ちなみに、無料区間内では、もちろんピッしないでください。そのまま勝手に乗って、勝手に降りるだけでOKです。この何もせずのホップイン→ホップオフは、慣れるまではなんか運転手さんとかに悪い気がして、ちょっと違和感がありますが、《郷に入りては豪に従え!》の精神で、慣れましょう。
全ての交通機関を超越する最強の存在!
と最後にカッコよく (別にカッコよくないが)、書きましたが、みなさん何だと思いますか?
電動スクーター?
スーパーモノレール?
え、もしかして、空のなんかの交通便?
↓
いえ、違います。
自転車です。(ダサい)
でも、フザけているわけではないんです。本当なんです。
というのも、アデレードに長期滞在する方は、やはり、ワーホリや留学の方が多く、主に日本食レストランなどで雇用•バイトされる方が多いと思います。
そして、日本食レストランの場合、中心街より少し離れた場所(いわゆるバス•トラム無料区間外の場所)にあることも多いです。
また、たとえ無料区間内にあったとしても夜遅くまで働く場合(レストランは夜営業が主)、深夜は極端に本数が少なくなるバスはあまり使えないし、女性の場合、深夜に外でバスやトラムを待つこと自体、避けたほうが望ましいでしょう。
そこで、出てくるのが、この自転車だと言うのです。
以前の記事でお話した通り、アデレードの中心街であれば、端から端まで自転車で20分くらいで行けますし、何より安全です。深夜、変なやつに絡まれても、自転車なら安心ですね。
時間も節約できるし、初期投資(大体200AUDくらい) さえすれば、あとは無料です。
↓実際に僕もアデレード時代使っていました。(これしか写真なくてすいません)
こんな感じのロードバイクです。
これさえあれば、いつでもどこでも無料、安全、気兼ねなく外出できます!
ということで、今回の記事のまとめです。
①バス•トラムは、中心街およびその周辺は一部無料
②無料区間以外は、高い
③深夜はバスは少ないので利便性❌ 安全面❌
④全てを超越する自転車
ということで参考になりましたでしょうか?
今回は以上です!それでは、また次回!